RICE処置とは

query_builder 2025/07/05
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日常生活や運動中に起こる軽度なケガへの対処法として「RICE処置」という言葉を見かけたことはありませんか。
正しい初期対応がその後の回復を左右するため、基本を知っておくことが大切です。
ここでは、RICE処置について解説します。
▼RICE処置について
RICE処置とは、急なケガに対する応急処置の方法を示す頭文字を組み合わせた言葉です。
それぞれの頭文字は、Rest(安静)・Ice(冷却)・Compression(圧迫)・Elevation(挙上)を指します。
■方法
まずは患部を動かさずに安静を保ちながら、氷や冷却材を使用し、20分程度を目安に冷やします。
続いて包帯などで軽く圧迫し、内出血や腫れの広がりを抑制することが重要です。
最後に患部を心臓より高い位置に挙げることで、血流や腫れの軽減を図ります。
無理をせず、症状の変化を見ながら必要に応じて医療機関に相談することが大切です。
■処置が必要となる怪我
RICE処置は、主にスポーツや日常の動作中に起きる軽度のケガに対応できる方法です。
具体的には、足首の捻挫・筋肉の打撲・膝の軽いひねり・手首の軽い腫れなどが挙げられます。
出血を伴わない腫れや痛みが対象であり、骨折や開放創のような重度のケガには適しません。
正しい対象を見極めることで、処置の効果が発揮されます。
痛みや腫れが長引く・症状が強い場合は、早めに診察を受けることが必要です。
▼まとめ
RICE処置は、ケガの初期対応として有効な方法です。
安静・冷却・圧迫・挙上という4つの手順を理解しておくことで、落ち着いて行動できます。
軽度のケガであっても放置せず、適切に処置することが回復を助ける第一歩となるでしょう。
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